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◇ 山門
今回の移転で唯一旧正願寺から移設した建物です。旧正願寺の建物の中で最も古いものと伝わっていたことから、移設としました。屋根はその時に吹き替えております。薬医門と呼ばれる形態です。桁には「大皋山(だいこうざん)」の山号額がかかっています。
◇ 水盤
本堂の前には水盤が広がります。境内のゆったりした雰囲気を作り出しています。2つの水盤の間を通って本堂に入って頂きます、お経の中に「二河白道」という例え話があります。念仏とは火の河と水の河の間の一本の細い白い道だという例え話です。その例えになぞらえています。
◇ 書院からの眺め
一般の方が足を踏み入れることのあまりない空間です。多くの場合、僧侶の控室として使っています。そこからの外の眺めは、日本庭園かと思えば、実はゆったりとしたシンプルな芝生の広場。石垣と一本の楓がアクセントとなっています。
◇ 庫裡(くり)玄関
庫裏とは、寺院の伽藍の一つで僧侶の生活の建物を指しましたが、浄土真宗では、僧侶は出家ではなく在俗の生き方をします。そのことから、住職家族の生活の場であり、御斎(仏事の時のお食事)を頂くなどのご門徒の集う場でもありました。
御斎などは門徒会館でとなり、ご門徒からの相談などをこの玄関で行っています。
本堂へはご自由にお入りいただけます
御用の方は「庫裏玄関」までお越し下さい